CT125 ハンターカブ リヤサス取付部が折れる問題
2022年1月、リヤサス取付部のボルドがフレームの根元から折れたという情報がFacebookに投稿され話題になったが、その後修理などの情報もなくそのままでしたが9月にCT125の情報を多くYutubeへ投稿されているヘルメターさんがTwitterで自身のCT125のリアサス固定用のボルトが折れたとツイートされています。なぜ折れたのでしょうか。
折れた人の共通点
Facebookに投稿されていた方はK-SPEEDのDiabloマフラー(K-SPEED-CT13 マフラー CT125)を使用されていた様です。
今回ヘルメターさんが使用していたマフラーは8ftweekend.comで販売されているCT125 Stainless steel exhaust pipeという物ではないかと思いますが、試作品だったのか商品ページに載っている商品とリヤサス部分への取り付け部分が異なっています。(商品ページの物はゴムブッシュが入っているように見える)
どちらのマフラーも共通点はマフラーを直接取り付けているという事です。
原因として考えられる事は
エンジンとエキマニを止めるナットの締め付け不足などでお互いが振動しスタットボルトが折れるという事は車色々な車種で発生しているので今回の問題はマフラーの振動によるストレスでボルトが折れてしまったのではないかと予想します。(締め付けトルクの問題も考えられますがその場合はすぐに問題が発生しそうに思います。)
純正マフラーの取り付け部にはゴムブッシュが入っている事からメーカーも問題となる可能性または認識があり、その様な構造にしているのだと思います。
疲労破壊は想定される事で設計上対策を行うのは当然とDMを頂きました。
(疲労破壊で検索し良くわかりました。ありがとうございました)
先日リコールとなったシフトペダルよりも事故につながる可能性が高い箇所なので設計、製造上の問題であればメーカーから情報がでてくるはずですが出てこない所を見ると純正では発生しない問題なのではないでしょうか。(フレームの交換を行うより新品交換した方がコスト抑えられるレベルだと思うので問題が行った車体だけ対応している可能性もありますが…)
他の社外マフラーの取り付け方法は
SPECIAL PARTS TAKEGAWA
スポーツマフラー
取付方法は純正と同じで取り付け部に純正のゴムブッシュを移植するように説明されています。
モリワキ
CT125 MONSTER FullExhaust
写真では分かりづらいですが取り付け部にゴムブッシュが入っており、純正に近い感じになっています。
取り扱い説明書を確認するとグロメットラバーが入る事が分かります。
ヨシムラ
GP-MAGNUMサイクロン
取り付け部にはゴムブッシュは無く、プレートで取付位置を調整して取り付けを行います。
直接止めるよりも振動を逃がす事ができるのではないかと思います。
パーツ交換は自己責任
この問題が発生した場合、最悪買い替えになる可能性がありますのでマフラー選びは慎重に。
人気車種ですのでマフラーも種類が沢山あります。自分が使っているマフラーに問題がないか一度確認してみてはいかがでしょうか。
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